第42回国民体育大会『愛顔つなぐえひめ国体』 体操競技の部が10月6日(金)〜9日(月)松山市運動公園体育館にて開催されました。

47都道府県を9ブロックに分け、それぞれの予選を勝ち抜いた各府県の精鋭チームが集いました。

大阪府は例年の如く、ブロック予選を勝ち抜き全種別(少年男女・成年男女・新体操)本大会に進める事ができました。



まず予選は兵庫県での近畿ブロック大会。
成年女子は二府四県の中から一枠だけの熾烈な戦いからスタート。

大阪は毎年順調に予選突破していますが、今年は兵庫県がインカレ(全日本学生大会)準優勝のメンバーを揃えて立ちはだかりました。
本番前から「失敗したチームの負けやな…」という前評判の中、大阪は段違い平行棒からスタート
大阪には段違い平行棒を得意としている選手が3名おり、内一名はインカレ種目別二連覇の選手
一種目めで一気に勢いに乗り、結果最終種目まで他府県に一種目も負けず、2.2の僅差でしたが大阪府が優勝!
無事本番への切符を手にする事ができました!




国民体育大会
  National Sports Festival
【Festival】 ですから
お祭り≠ナすね

県を挙げての、一大イベントです。

町中、いたる所に看板や応援旗が掲げられます


陸上競技では

あの桐生選手が滋賀県代表として出場

練習も移動も厳戒態勢でした

そりゃあ 日本で1人の一番≠ナすから…


愛媛入りしてからは選手達は順調な仕上がり
道後温泉にも入って、絶好のコンディション


本番では予選と同じく、段違い平行棒からの縁起の良いスタート

予選で高得点を出した選手が大活躍し、一種目めは他府県に2点以上の差をつけて終了

二種目めの平均台は一名の落下がありヒャッとしましたが、他の選手が上手くまとめて失敗をカバーし、点差を詰められる事なく三種目めへ

ゆかではさすが成人(ベテラン)という動きや、独特の雰囲気を醸し出す演技に会場からも手拍子が送られるほど

最終種目の跳馬は全員が無難に着地までまとめて、あとは点数を待つのみに・・・


【大阪府214.450 (1)】という一位を表す表示が出た瞬間、選手達は悲鳴(?)のような歓喜の声。

正に選手全員で勝ち取った“優勝”でした!

しかも私自信が監督を務めて“初”の優勝!

そして女子競技ポイントで競う皇后杯は“三連覇”というおまけつき

想い出に残る愛媛国体となりました。

日本最古の温泉にも入って、絶好調

松山市は、あの有名な【霧の森】霧の森大福があります。
行列に並んでも買えない、ネットでも100倍の競争率の入手困難な大福です。
しかしなんと平日に行けば普通に店頭に・・・(これも優勝監督の持っている運?)
店内でしっかり頂いてきました。   お味の方は・・・是非お店で買って食べてください!

競技が終われば少年女子の応援に
先輩の応援は力になります!

大阪少年女子のメンバー
今回は中学生が二名入ったフレッシュメンバーです

皇后杯三連覇の祝勝会は・・・焼肉!






国体というと開催県強化(優勝)の為に数年前から“国体要員”として選手が集められます。
特に成年は就職を開催県にして、その地で練習も行います。

体操王国大阪からも愛媛代表として地元就職し、愛媛代表として出場している選手が二名所属、入賞は噂されていましたが…
地元愛媛チームの高得点が目立ち始め、会場の熱気もムンムン。点数もぐんぐん伸びて…
最終種目、最終選手の点数はなんと15.050(実はリオ五輪後新しいルールになり、15点台はなかなか出にくくなっていましたが…)
この点数が大きく貢献し、なんと優勝!

何年も前から積み上げた努力が一気に爆発した瞬間でした!(正にFestival!)

国体独特の、地元が一気に盛り上がる瞬間を目の当たりにしました。



鹿児島県成年男子代表
上田直樹 長谷川瑞樹

実は大阪体操クラブのOB(清風高校OB)です


見事 大阪の上位進出を阻んで(?)入賞
(コラ〜ッ <(`^´)>)


地元愛媛県出身の元スタッフも

応援に駆け付けてくれました。

元気そうな姿に安心しました。

育児に追われながらも

週一回、体操クラブで指導しているそうです。
帰路は恐れていた(?)プロペラ機

気のせいか、やっぱり揺れました・・・


体操競技 大阪府の総合成績は

男女総合(天皇杯) 第二位
惜しくも四連覇ならず・・・

女子総合(皇后杯) 優勝
三連覇
成年女子監督 林


成績一覧(日本体操協会HP



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